世界中探したら、台湾にあった!

 2014年初めまでJINCO UNIVERSALを傘下に置いていた投資育成会社でディスプレイ・スマートカードのプロジェクト責任者だった人曰く「ディスプレイカードを製造出来る技術を持つ会社を世界中で探し回った、そしたら、台湾にあった!」。

 今までのクレジットカードやICチップ入りカードは、熱を加えて成形するホットラミネーションという工法で作られています。ディスプレイがあっても、その材質が液晶の場合は同じ工法で製造することができました。しかし、ディスプレイの材質に電子ペーパー(Einkなど)を用いる場合は、電子ペーパーが熱に弱い性質を持つので、高熱にさらされない工法を採用する必要がありました。 

 そこで、プロジェクトではこれまでにない新しいコールドラミネーション成形技術を持つメーカーを見つけるべく、世界中を探し回ったのです。その結果、なんと日本のお隣、台湾にその技術を持ったメーカー、JINCOが見つかったのです。まるでおとぎ話の青い鳥のオチのような話です。

 台湾では、日本が台湾企業の技術力を評価して買収した珍しい事例として話題になり、2011年9月の設立式典の際は、現地TVの経済ニュースでも複数取り上げられました。

 「経済周刊」という日本だと日経ビジネスに相当する経済誌の特集にも取り上げられました。そこには、台湾の技術と日本の品質管理の融合というJINCOの特長を捉えた記述がありました。実際、日本企業傘下に入ってからは、品質管理で一千万以上投資していますし、日本メーカーのやり方に倣って、ISOのクレジットカードの規格よりもっと厳しい自社基準で品質管理をしています。台湾の独創的な技術と日本の品質管理が融合して生まれた製品がJINCO UNIVERSALのディスプレイ・スマートカードです。



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